清水銀行は、ネットワークの保守期限や経年劣化にともなう将来的な安定稼働への不安や、冗長性の不足が招く障害時の業務停止リスク、多拠点対応や夜間作業を前提とした運用管理といった課題から、アライドテレシスの製品・サービスを採用してネットワークの更改を行った。
同行は、最新技術を優先した刷新ではなく、「継承」を軸としたネットワーク更改を選択。長年にわたり安定稼働してきた基盤を活かしつつ、冗長化と可視化によって強化することで、将来のリスクに備えた信頼性向上を実現しているとのことだ。
採用の決め手
- 長年の安定稼働実績を踏まえた製品選定や構成設計
- 既存構成を大きく変えない現実的な更改方針
- 業務継続性を前提とした、サーバースイッチの冗長設計
導入後の効果
自動復旧や常時監視・可視化により、「もしもの備え」を確保
- 「AMF PLUS」により機器設定の自動化や障害発生時の自動復旧を実現するとともに、「Net.Monitor」による24時間365日の常時監視でネットワークの状態を継続的に可視化
- 障害の早期検知と迅速な初動対応を支える運用体制を整備し、安定稼働を支援
一部機器の故障時でも業務を継続できる構成へ更新
- 本部ネットワークの中核にコア・スイッチを配置し主要経路を冗長構成で設計するとともに、ATMやファイルサーバーなどを支えるサブシステム領域にも冗長化を拡張
- 一部機器に障害が発生した場合でも通信を継続できる構成とし、銀行業務を止めない運用基盤を構築
運用状況を把握できる環境を整え、安心できる業務体制を実現
- ネットワーク全体の稼働状況をポータル画面で把握できる可視化環境を整備
- パートナー企業と同じポータルを共有することで状況認識を円滑化し、迅速な対応判断や連携を可能とする運用体制を実現
導入した主な製品・技術
統合ネットワーク管理ソリューション「AMF PLUS」
- ネットワーク上のデバイスやトポロジー情報を自動的に収集・検出
- ネットワーク機器の状態を一元管理で可視化し、障害時の自動復旧を実現
コア・スイッチ「SwitchBlade x908 GEN2」
- 高さ3Uの筐体に8個の拡張モジュールスロットを装備したアドバンスド・レイヤー3・モジュラー・スイッチ
- 筐体内の電源二重化、ホットスワップ対応電源、ファン、拡張モジュールにより拡張・保守の可用性を向上
ネットワーク統合管理アプライアンス「Vista APLシリーズ」
- ネットワークの統合管理に必要な機能をパッケージ化したアプライアンスボックス
運用支援サービス「Net. Monitor」
- ITインフラを24時間365日体制で運用監視
- 障害や予兆を即時通知し、迅速な対応を支援することで、安心して運用を継続できる体制を構築
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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