「U-Cloud @IPCP」は、従来のエクスターナル(利用型)・プライベートクラウドに加えて、クラウド環境を自社内に所有したいという要望にも対応可能になり、所有から利用まで、最適な形態のクラウドコンピューティング環境の提供を実現するとしている。
日本ユニシスは、「U-Cloud @IPCP」の第1弾として、中核製品であるプライベートクラウド基盤パッケージを、6月1日から提供を開始するという。このパッケージは、設置型プライベートクラウドの構築に必要な、ハードウェア、ソフトウェア、基本的な導入サービスなどをパッケージングした製品。企業内に点在するサーバー群の仮想化・集約により、コストや電力などの削減が見込め、本格的な社内クラウドサービスの構築が実現できるという。
日本ユニシスは、サーバー、ストレージ、ネットワークなどのICTリソースを月額利用できるIaaSをはじめとして、各種SaaS、PaaSなど、利用型クラウドサービスを提供してきた。今後は、利用型クラウドサービスとのさまざまな連携オプションの提供も予定しており、用途に応じて自社内の設置型プライベートクラウドとパブリッククラウドを使い分ける、統合(ハイブリッド)環境の構築も可能となるとしている。
■「U-Cloud @IPCP」の詳細
http://www.unisys.co.jp/services/ict/ipcp/