今回発表された両社の協業は、SASのパートナープログラムに基づき、富士通が日本におけるリセラーパートナーとなり、SASソリューションの販売、提供するもの。第1弾として製造・流通企業に対して両社でのソリューションの提案活動、導入支援を実施するとともに、順次ほかの業種への展開を図るという。
富士通では、これまで、大量のデータを収集、変換、加工し、事業分析や販売分析、それらの可視化を行うBusiness Intelligence(BI)分野において、ソリューションを提供してきたが、今回の協業により、BI分野に加えて将来予測に基づく意思決定支援やビジネスの最適化などまで踏み込んだBA分野のソリューションを提供できるようになるとしている。
一方、SASは、BAソリューションのリーディングカンパニーとして、世界各地でソリューションを提供してきたが、今後は、日本でのビジネス拡大を図るという。
今後、両社は、BAソリューションの提案活動、導入支援を共同で実施し、アライアンス強化をめざすとしている。
■富士通のBI/BAソリューションWebサイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/bi/
■SAS Institute JapanのWebサイト
http://www.sas.com/jp/