シーイーシーソリューションズは、今回の「突LOG」の販売開始により、既存のログソリューションラインナップに「ログを活用する」という要素を新たに付加し、販売機会の増大とIT監査業務の負荷軽減など、ログ管理に関するさまざまな問題解決策への付加価値の提供をめざすという。
「突LOG」は、企業が定義付けたログ監査定義とそれに紐付くログデータ、または、定義と一致しないインシデント(不正の可能性)とみなされるログデータを集計し、突合結果をレポートとして提供するという。
発表によると「突LOG」の特徴は次の通り。
・各種申請書及び多種多様な突き合わせ定義フォーマットに対応
Excel台帳、市販ワークフローシステム、または企業独自で開発した申請、承認(ワークフローシステム)に保持する情報をCSVデータに置き換えることで「突LOG」に読み込み可能。
・さまざまなログデータに対応可能
デフォルト連携対応するサーバアクセスログ監査ツール「ALog ConVerter」統合ログ管理ツール「Logstorage」だけでなく、一般的にログ管理ツールが保有するCSVデータへの書き出し機能を利用することで連携が可能。
・監査定義に柔軟に対応する管理コンソール
「突LOG」の管理コンソールからは、企業が独自で定義する監査項目に沿うような設定が可能で、柔軟な形式でレポートを提供。
・「突LOG」自身では大量のログデータを保持しない軽い設計
「突LOG」ではレポート作成の定義ファイル、ログデータファイル両方を参照し、突合(とつごう)、その結果をレポートとして提供する設計になっており、大量のデータを一括で保持することはない。