「ダブルブラウザ・ソリューション」は、業務端末をインターネットから遮断する代わりに、仮想環境上に用意したブラウザを経由して、インターネットへ接続できるようにするというもの。
従来の「ダブルブラウザ・ソリューション」は、Windows ServerのRDS(Remote Desktop Services)をベースに構成されているため、利用ユーザ数に応じてMicrosoft RDS CAL(クライアントアクセスライセンス)が必要だった。このため、全従業員数分の仮想ブラウザを提供する場合にはコストが大きな負担となっていたという。
今回新たにLinuxで仮想ブラウザを利用できる方式を追加したことにより、Microsoft RDS CALが不要になり、利用者数の多い自治体や民間企業におけるコスト負担を大きく軽減するとしている。
また、「ダブルブラウザ・ソリューションLinux版」は、単純にLinux仮想ブラウザを利用できるだけでなく、アシストと日本ナレッジが共同でセキュリティレベルや利便性をより向上させるための機能を開発しているという。