日立システムズは、「Informatica PowerCenter」や「Informatica Data Quality」などインフォマティカのデータ統合製品群と、自社のデータ連携や統合ソリューションの導入実績に基づくノウハウ、ならびに基幹業務システムの構築・運用や、ITインフラ基盤・クラウド基盤の統合監視・運用ソリューション、クラウド型の電子データ交換(EDI)サービスなどを組み合わせ、トータルソリューションとして展開していく。
「Informatica PowerCenter」は、さまざまなシステムに対応したコネクタ(データ連携用のプログラム)を 提供しており、ERPをはじめとする業務システムやデータベース、各種SaaS、文字コードやデータ型、構造化/非構造化など、異なるタイプのデータにアクセスし、最適なパフォーマンスでデータの集配信を実行する。
また、「Informatica Data Quality」は、プロファイリングによる既存データ資産の品質把握と課題の発見から、データのクレンジングや名寄せによる品質改善、さらには定常的に品質を維持するスコアリングまでの一連のデータ品質管理を行う。
日立システムズは、これらインフォマティカのデータ統合製品群の導入コンサルティングから、導入支援、要員教育、運用・保守支援、継続的改善支援まで、国内外のエンジニアを活用してワンストップで提供することができるという。
また、各種のERPシステムや業務システム、メインフレームシステムの導入・運用実績を豊富に有しているほか、EDIサービス、「クラウド向け統合運用サービス」など関連ソリューションや社内 外のクラウドサービスを効果的に組み合わせ、システム環境の最適化やハイブリッドクラウド化をワンストップでサポートするとしている。