マイクロソフト株式会社が、WindowsやOfficeに関するセキュリティ更新プログラムの8月分をリリースした。全部で9件がリリースされたが、その内訳は最大深刻度が最も高い「緊急」が6件、次のレベルの「重要」が3件。6月7月と、その件数が6件だったことを考えると、8月はかなり多めの更新だ。
- 「緊急」レベルの6件
- XML コア サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS07-042)
- OLE オートメーションの脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS07-043)
- Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS07-044)
- Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(MS07-045)
- GDI の脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS07-046)
- Vector Markup Language の脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS07-050)
- 「重要」レベルの3件
- Windows Media Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS07-047)
- Windows ガジェットの脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS07-048)
- Virtual PC および Virtual Server の脆弱性により、特権の昇格が起こる(MS07-049)
【参考】 2007年 8月のセキュリティ情報(マイクロソフト株式会社)
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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