「ローカルルータ」は、インターネットVPNなどの閉域網を企業が独自に構築する必要なく、「さくらのクラウド」のコントロールパネル上での簡単な操作で、閉域網を用いて異なるユーザー間の相互接続を安価に実現できるオプションサービスになる。「さくらのクラウド」だけではなく、「さくらのVPS」「さくらの専用サーバ」とも接続ができる。
「ローカルルータ」を利用すると、例えばMSP事業者であれば、複数の顧客と接続し、共通の監視基盤を使って監視サービスなどを閉域網内で安全に提供できるという。また、企業の情報システム部門においては、共通のネットワーク配下のまま、社内の各部門ごとの契約とすることで、部門別の利用金額を明確化できる。