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自由と統制が最適にバランスされたアナリティクス環境でビジネス価値創出を実現

SAS Forum Japan 2019レポート

自由と統制を最適にバランスし、アナリティクス・ライフサイクルを素早く回せる「SAS Viya」

 畝見氏は、「SAS Viya」が自由と統制を最適にバランスできる比類なきEnterprise Open Analytics Platformであるとして、その特徴を説明した。自由度の点では、SAS Viyaはどんな環境でも動作する。オンプレミスはもちろん、さまざまなIaaS環境や、Cloud FoundryやDockerなどのPaaS環境上でも稼働する。また、データベース内のデータ、Hadoop内のデータ、クラウドデータベース、ストリーミングデータなどなど、あらゆるデータソースに対応している。

 ユーザーインタフェースも、さまざまなスキルレベルに対応する。プログラミングを好むユーザーであれば、プログラミングUIによって好みの言語で分析できるし、必要に応じてSAS ViyaのAIライブラリを使用することで、その処理はマルチスレッドかつインメモリーの並列分散テクノロジーにより、ビッグデータ高速解析、高速モデリングが可能になる。コーディングスキルを持たないユーザーには、ビジュアルなUIも用意されている。

 また、企業内にはCやC++などで開発されたアプリケーションも多く存在する。これらはREST APIを通じてViyaの機能を自由に呼び出し活用することが可能だ。Python、R、SAS、すべてのモデルがリポジトリ内で統合的に管理された上で容易に共有活用し、デプロイできる。

 ビジュアルUIに関して、SAS Viyaは統合グラフィカルユーザーインタフェース上だけでもアナリティクス・ライフサイクルをシームレスに回すことができる唯一の分析プラットフォームでもある。分析者自身で分析に必要なデータをセルフサービス型に準備でき、準備したデータの中身を探索し、その結果に基づいてモデルを開発できる。完成した予測モデルを、統合的に管理した上で業務に実装し、以降モデルの精度をモニタリングしながら改良改善していくことができる。

「SAS Viya」の構成イメージ
「SAS Viya」の構成イメージ

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アナリティクス・ライフサイクルに不可欠な3つの要素(データ、ディスカバリ、デプロイメント)を網羅

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この記事の著者

吉澤 亨史(ヨシザワ コウジ)

元自動車整備士。整備工場やガソリンスタンド所長などを経て、1996年にフリーランスライターとして独立。以後、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う。パソコン、周辺機器、ソフトウェア、携帯電話、セキュリティ、エンタープライズ系など幅広い分野に対応。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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