SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZine Press(AD)

Oracleからの移行事例や最新ロードマップの発表も EDB Postgresの全てがわかる一週間

EDB Postgres Vision Tokyo 2020事前レポート

 2004年に生まれたエンタープライズDB(EDB)社は、既に16年の実績がある。グローバルで16ヵ所のオフィスを構え、社員も350名を超える規模まで拡大している。同社は、社員のほとんどがエンジニアというテクノロジー企業でもあり、創業以来一貫して「PostgreSQL」のビジネスを展開している。本記事では、コロナ禍においても業績拡大を実現している同社が、なぜ市場で評価されているのかに迫ると共に、2020年10月5日(月)の10:00から開催となる、オンライン・カンファレンスイベント「EDB Postgres Vision Tokyo 2020」の見どころも紹介する。

PostgreSQLの専業ベンダーとしての実績

 PostgreSQLを用いビジネスを展開している企業の中でも「最もコミュニティと仲が良いのがEDBです」と、エンタープライズDB 代表取締役の藤田祐治氏は言う。

エンタープライズDB 代表取締役 藤田祐治氏
エンタープライズDB 代表取締役 藤田祐治氏
(写真はEDB Postgres Vision Tokyo 2019登壇時の写真)

 実際EDBでは、PostgreSQLのコミュニティに対し多くのサポートをしている。たとえばPostgreSQLのコミュニティでコントリビューターを務めている社員が大勢おり、さらに6名しかいないコミュニティのコアチームメンバーのうち2名がEDBの社員だ。彼らは社員としてEDBの仕事をこなしながら、オープンソースのコミュニティでPostgreSQLの開発にも貢献しているのだ。

 これまでの16年間で、EDBの顧客は4,000社を超えている。アジア地域の大規模ユーザーとしては、中国Alibabaや韓国のコリアンテレコム、サムソンなどがあり、日本でも大手通信系企業などで製品が採用されている。

クリックすると拡大
クリックすると拡大

 顧客増加にともない、同社の業績は順調だ。2020年上期は受注金額ベースで1.8倍の成長をしており、中でも新規顧客の売り上げが倍増している。「コロナ禍で厳しい状況の日本も、グローバルと同様なビジネス傾向となっており、順調に拡大しています」と藤田氏。

 EDBが市場から指示されている理由の1つが、PostgreSQLの専業ベンダーとして豊富な知見と経験があることだ。その上で、コミュニティ版のPostgreSQLをエンタープライズ向けに進化させている点も評価が高い。「PostgreSQLを利用しているだけでなく、独自に進化させています。その経験をコミュニティにも還元し貢献しており、コミュニティと一緒に成長しています」と藤田氏は言う。

 EDBにはソフトウェア、サポート、サービスという3つのビジネスコンポーネントがある。ソフトウェアとは、PostgreSQLをベースとしたデータベース・サーバーとそれを取り巻くツール群だ。サポートは、テクニカルサポートと主に海外で展開しているDBA(Database Administrator)の代行がある。サービスは、プロフェッショナルなコンサルティングを提供する。

クリックすると拡大

 EDBのソフトウェア製品は、コミュニティ版のPostgreSQLに管理ツールのEDB Postgres Enterprise Managerやバックアップリカバリーツール、レプリケーションサーバーやEDBコネクタ、移行ポータルなどで構成される「EDB Postgres Tools」を加え、アップデート、アップグレード、テクニカルサポートを提供する「EDB Postgres Standard」がある。

 そしてStandardに、PostgreSQLを企業用途向けに増強しOracle Databaseとの高い互換性を持たせた「EDB Postgres Advanced Server」を加えた「EDB Postgres Enterprise」がある。

 さらに3つ目の製品として、PostgreSQLおよびEDB Postgres Advanced Serverでストリーミング・ロジカルレプリケーションを可能にする「EDB Postgres Replication Server」も提供予定だ。

 これを利用すれば複数マスター構成で一貫性を維持して双方向レプリケーションが可能となる。さらに異機種間でのレプリケーションまでもサポートされ、大規模な環境でも利用できAWSやAzureなどパブリッククラウド間のレプリケーションも想定したものとなる。

PostgreSQLのすべてをオンデマンドで学べる一週間

10月5日(月)10:00〜10月11日(日)21:00に、EDB Postgres Vision Tokyo 2020がオンラインで開催されます。DB移行事例からレプリケーション、コンテナまで幅広く網羅し、現場で役立つ情報が満載です。お申込みはこちらから!

次のページ
PostgreSQLをエンタープライズ用途で使うための機能を装備

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/13316 2020/09/10 11:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング