キューブシステムと野村総合研究所(以下、NRI)は、資本業務提携契約を12月8日付で締結した。
両社は業務受委託関係のもと、これまでも事業開発・システム開発・運用を連携、協力してきたという。資本業務提携契約の締結は、業務受委託に関する長期かつ継続的な関係の強化、並びに事業領域の拡大や生産体制の拡充を目的としているとした。
同契約において、キューブシステムは第三者割当による新株発行および自己株処分により、NRIに対して 1,630,000 株(割当後の発行済株式総数の 10.35%)の普通株式を割り当てる予定。また、NRIは、12月9日に東京証券取引所における市場内立会外取引(ToSTNeT-1:単一銘柄取引)によりキューブの株式を取得する予定だという。これによりNRIが保有するキューブシステム株式の議決権の所有割合は20.20%となる。
今後、両社は中長期的な方向性を共有しながら社会の発展に貢献していくとともに、一層の企業価値の向上を目指すという。
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