米インテルは1月10日(現地時間)、「第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー」「インテル Xeon CPUマックス・シリーズ」「インテル データセンターGPUマックス・シリーズ」の3製品を発表した。
第4世代インテル Xeon プラットフォームは、専用に設計されたワークロード優先のアクセラレーターと、特定ワークロードに合わせ高度に最適化したソフトウェアを提供するための独自のアプローチにより、効率の良い消費電力で最適なパフォーマンスを発揮する。そのため、全体的な総保有コスト(TCO)を最適化することが可能になっているという。
第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーは、同社で最もサステナブルなデータセンター向けプロセッサーとして、多種多様な機能により電力と性能を管理。CPUの機能を活用して、顧客企業のサステナビリティ目標達成をサポートするとしている。また、市場にあるCPUで最多のアクセラレーターを内蔵。AI、アナリティクス、ネットワーキング、ストレージ、HPCと幅広い用途にわたり、顧客が重視するコンピューティングの課題を解決するという。
インテル Xeon CPUマックス・シリーズは、広帯域幅メモリーを内蔵したx86ベース・プロセッサー。コード変更の必要なく、多くのHPCワークロードを高速化するという。
インテル データセンターGPUマックス・シリーズは、1000億を超えるトランジスターを47タイルのパッケージに組み込み、スループットを数レベル引き上げ、物理学、金融サービス、ライフサイエンスなど高負荷ワークロードにも対応するとしている。
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