Schooは1月25日、旭化成の国内のグループ会社に勤める約2万人の社員に、リスキリング促進のための学習コンテンツの提供を開始したと発表した。
旭化成は人財戦略として「終身成長」を掲げ、社員一人ひとりが自分の人生の目的をもち、自律的にキャリアを考えて成長し続けることを企業として支援している。その実現に向け、学ぶ組織風土の醸成を目指し、独自のe-Learningシステム「CLAP(Co-Learning Adventure Place)」を運用開始。Schooとのプラットフォーム連携により、CLAP上でSchooが提供する約8,000本の学習コンテンツを閲覧できるという。
旭化成グループ内の1社は、2022年8月から4ヵ月間、35歳以下の若手社員に向けてトライアルを実施。毎月「学習に満足した」「行動が変化した」「個人の成果が出た」「組織の成果が出た」という4つの質問項目のアンケートを行った結果、「学習に満足した」という個人の学習満足度は60%にのぼり、「個人の成果が出た」と回答した割合が月を追うごとに増えたという。
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