New Relicは、朝日新聞がオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」を採用し、運用を開始したことを発表した。
朝日新聞は、同社のニュースサイトである朝日新聞デジタルのシステムについて、アプリケーションのマイクロサービス化を進めているという。そのサービスレベル目標(SLO)達成度のリアルタイムな可視化と、問題解決のスピードアップを主眼にNew Relicを活用。
製品導入後、朝日新聞デジタルアプリの検索システムにおいて、タイムアウトエラーがほぼ解消されたとしている。また、システム状態の可視化によって、問題の検知・対処に早期に着手できるようになった結果、SLOの達成率も99.99%を維持しているという。
New Relicは今後、朝日新聞デジタルのサービスの状態を全社的に共有し、サービス品質のさらなる向上に向けたコミュニケーションの活性化にも役立てていく計画だとしている。
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