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開発担当者必携!トラブル削減のための原則拾七ヶ条

【四】積み残し、先送り案件の明確化と周知徹底。

第4回


 システム開発に発生しがちな「先送り案件」。しかしその内容が明確に、周知徹底されていないと、トラブルの元となります。

やるの? やらないの?

 やるのか、やらないのかよくわからない、なんとも意思の不明確な案件、要件というのがよくあります。明確にするために確認しようとすると、開発依頼者の性格にもよるのですが、中には反応の無い人がいます。決めかねているのかもしれない、考えているのかもしれない、決められない事情があるのかもしれない、いろいろ推測はできるのですが、システム開発担当者としては本当に困ります。

 何かを進める時、どういう理由があるにしろ、決まらないということはあるわけで、それ自体は問題ではなく、きちんと管理すればよいのですが…、決めるのか、決めないのか、決められるのか、決められないのかも、よくわからない、ちょっと待ってくれとしか言わない、さらに訊ねても反応がない時など本当に困りますね。こちらも人間関係を壊したくないからしつこくは聞けない…、聞いてよいのか、聞いても答えられない状況なのか、いろいろ推察などして、疲れます。さて、あなたならどうします?

 システム開発においては、やるにしろ、場合によっては、やらないということであっても、それ相応の手当てが必要となりますから、この様な場合本当に困るわけです。せめて、どういう問題がおこるのかについて、相手がわかっているのか、わかっていないのか位は知りたくなりますね。

 さらに、そういう人に限って、問題がおこると何で言わなかったのだ、言ってくれればすぐにやったのに・・などと言うわけです。……!?

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積み残し、先送り案件

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この記事の著者

菊島 靖弘(キクシマ ヤスヒロ)

独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC) リサーチフェロー。1975年東京海上火災保険に入社。以来30年間、損害保険、生命保険、確定拠出年金といった業務システムの開発に携わった他、東京海上日動システムズ取締役品質管理部長として、トラブル削減や、開発品質管理の向上を実...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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