一見問題なさそうでも実はマルウェアに感染している? ユーザーを騙す悪名高き“3大ローダー”とは
第3回:マルウェアに感染させる役割を担うローダーを知る
サイバー攻撃への備えにおいては、攻撃を事前に防ぐことから「サイバー攻撃を予測し、耐え、回復する」レジリエンスを強化することを重要視する傾向へと変化しています。予測するためには、どのようなマルウェアによる攻撃があるのかを知り、攻撃されることを前提に対策を取ることが重要です。そこで本連載では、“レジリエンスを実現する”ことを念頭に、様々なマルウェアやサイバー脅威を紹介し、具体的な例を用いて機能や攻撃能力、アクターを解説。第3回目の本稿では、第1~2回目で説明してきたようなマルウェアに感染させる役割を持ったローダーと呼ばれるマルウェアについて詳しく説明します。
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本城 信輔(ホンジョウ シンスケ)
サイバーリーズン合同会社 Japan CISO 本城 信輔(ほんじょう しんすけ)
アンチウィルスベンダーやセキュリティ企業において、20年以上に渡りマルウェア解析業務に従事。豊富な定義ファイルの作成経験があり、サンドボックスの検知技術やAIによる検知技術の向上にも関わってきた経験からマルウェア対策技術に...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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