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フォーティネットだけが「サプライチェーン全体を一気通貫&最速で守れる」自信のワケ 与沢和紀社長に訊く

「世界レベルの防御技術」でも従来の地盤は“中堅中小”。だからこそ他社にはないセキュリティ支援ができる

 セキュリティ最大手の一角であるフォーティネット(Fortinet)が、2026年に新たな事業戦略と大規模な組織強化を掲げた。「『サプライチェーン全体の価値を高める・守り切るセキュリティ』を最も迅速に、地に足の着いた支援で実現できるのはフォーティネットだけ」と、日本法人代表の与沢和紀氏は自信を見せる。その強気のワケを尋ねた。見えてきたのは、大手がしのぎを削るセキュリティ市場の中で、フォーティネットが持つ他社とは少し違った技術と顧客の基盤が、AI時代の今こそ活きる時という裏付けだった。

大小様々な企業が混在するサプライチェーンで、「面」で守るセキュリティを構築するのは至難の業だが……

 「日本でのフォーティネットは、これまで中堅中小規模の企業(SMB)を中心に厚い支持をいただいてきた。これからは、もっと大企業にも利用していただける存在になりたい」──セキュリティの世界がかつてないパラダイムシフトに直面する中で、代表就任から3年弱を迎えたフォーティネットジャパンの与沢和紀氏は新たな事業戦略を掲げた。

フォーティネットジャパン合同会社 社長執行役員 与沢和紀氏
フォーティネットジャパン合同会社 社長執行役員 与沢和紀氏

 フォーティネットといえば、グローバルでは大企業からSMBまで既に大きなシェアを有している、サイバーセキュリティ業界では最大手の一角だ。しかし日本では、いわゆる競合他社に比べてエンタープライズの顧客に対し上手くアプローチし切れていない実感があったようだ。

 そんな同社が2026年度に打ち出したのが、「サプライチェーン全体のネットワーク/セキュリティを一気通貫で支援する」というスローガンである。これは、盤石なSMBでの導入実績を土台に、新たに大企業での導入を拡大していくことで、サプライチェーンの上流から下流まで、すべての企業とサプライヤーを一貫して守っていくという意味だ。

フォーティネットジャパンが2026年5月28日に掲げた事業戦略
フォーティネットジャパンが2026年5月28日に掲げた事業戦略の全体像

 サプライチェーンの隙を突く攻撃が常態化した今、大企業一社がいくら高度なセキュリティ対策を講じたところで、脆弱なグループ会社やサプライヤーを足掛かりに侵入・攻撃されてしまうのが現実だ。しかし、大手セキュリティベンダーの多くは、これまで大企業中心のアプローチで導入実績を増やしてきており、SMBの開拓は二の次にされるケースが多かった。いくら素晴らしいセキュリティ製品でも、これでは“点”の防御にとどまってしまい、サプライチェーンを「面」で守ることはできない。

 ここで、フォーティネットがこれまで築き上げてきたSMBでの高いシェアが構造的優位として働く。同社の製品が大企業でも申し分ない最先端の力を持っていることは、既にグローバル市場で証明済みだ。これを日本の大企業向けにも展開していくことで、サプライチェーン全体をフォーティネットの技術で包み込み、セキュリティ対策はもちろんのこと、ネットワークや運用でも分断を生まない世界が実現するのである。

 同社はSASEやゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)、次世代ファイアウォール、OTセキュリティ、そしてAIセキュリティなどといった広範な最先端の製品ポートフォリオを誇るが、すべての企業がそうした製品を導入できるわけではないことは承知している。中小規模の組織となれば、コストや人的リソース面から理想の環境をいきなり構築することは難しい。

 そんな事情に対して、フォーティネットは様々な入口を用意して応えていく構えだ。セキュリティ投資に積極的な大企業なら、クラウド環境の保護やAI時代に備えて大規模にゼロトラストやSASEを導入しても良し、そして中小規模のグループ会社やサプライヤーなら、まずはネットワークの入口に1台設置するだけで外部攻撃と内部脅威の両方に対応できる「FortiGate」の導入から始めてみても良し。その際、サプライチェーンの中ではセキュリティの導入形態やレベルに違いが生じるが、同社の製品は独自の単一OS「FortiOS」上ですべて一元管理できるうえ、接続も非常にシームレスだ。分断が発生する恐れはない。

すべてのフォーティネット製品、さらには他社製品までもが、単一の独自OSによって一元管理できる
すべてのフォーティネット製品、さらには他社製品までもが、単一の独自OSを基盤として統合・連携できる「Fortinet Security Fabric」。パフォーマンス向上と運用効率化を同時に実現できる

 つまり、サプライチェーン全体の一気通貫支援を謳いつつも、各組織の規模や事情、成熟度ごとに最適な環境をステップ・バイ・ステップで構築していくため、地に足の着いた施策で着実にセキュリティレベルを上げていけるのである。

次のページ
上流から下流まで、全サプライヤーに「最速」かつ「最適」な支援を提供できる理由

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この記事の著者

名須川 楓太(編集部)(ナスカワ フウタ)

サイバーセキュリティとAI(人工知能)関連を中心に、国内外の最新技術やルールメイキング動向を取材しているほか、DX推進や、企業財務・IRなどのコーポレート領域でも情報を発信。武蔵大学 経済学部 経済学科 卒業。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:フォーティネットジャパン合同会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://enterprisezine.jp/article/detail/24472 2026/06/18 10:00

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