AI insideは、生成AIを取り入れたAI-OCRサービス「DX Suite」にて、「項目抽出」の抽出精度向上を目的に「Few-shot(フューショット)学習」を新機能として実装した。
同機能は、生成AIを活用したもので、過去にチェック済みの「読み取り結果の正解」データを参考データとして扱うことで抽出精度が向上するという。従来のように大量のデータが必要な学習とは異なるアプローチで、1枚の帳票の読み取り結果を参照するため、独自の帳票などの学習データが少ない帳票でも、読み取り精度の向上が期待できるとしている。
また、同機能はAI学習コントロールにおける「学習機能」とは別機能になり、各社の環境内で完結する仕組みであるため、AIモデルに学習データとして利用されることはないという。
【関連記事】
・チェック・ポイント、生成AIセキュリティの新機能を発表 AIの安全な導入、データ損失防止が可能に
・AOSデータ、エネルギー業界向けAIデータ管理システム発表 大容量データ管理機能でコストを削減
・AVILENのChatGPT「ChatMee」がGPT-4o mini対応 プロンプトの回答精度向上