個別最適の現場から反発されずにトップダウンによるモダナイズを遂行する“社内コミュニケーション術”
第3回:IT運用のモダナイズの推進で生じる課題に対するコミュニティアプローチ

大規模なIT運営のモダナイズにはトップダウンのアプローチが必要になりますが、現場の個別最適な管理と折り合いが付かず、ユーザー部門との信頼関係に悪影響を及ぼす可能性があります。大規模なモダナイズの投資の過程で、信頼関係に影響をきたすことは推進を阻むことにもなりかねません。ボトムアップのアプローチで育まれた運用品質を維持しながら、高度な運用を実現するためには、各運用現場をコミュニティとして再統合し、トップダウンとボトムアップの橋渡しをする“新しい形”が必要です。この記事では、モダナイズを成功させるためのコミュニケーション手法やコミュニティ形成方法を紹介します。
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南波 邦雄(ナンバ クニオ)
キンドリルジャパン株式会社 プリンシパル・アーキテクト。基盤の管理請負サービスにてサービス価値を高めるIT運用システム群及びその共通基盤の設計・開発・展開を担当。ITSMプロセス、ServiceNow、IBM運用系製品の技術と設計開発を経験。現在、運用系オープンソースをコンテナ化しクラウドネイティブ...
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