2025年1月20日、SCSKは、Dropbox活用サービス「Smartdbx」にファイルの自然言語検索機能を追加すると発表。同年2月3日に提供を開始するという。
ユーザーは自然言語で問い合わせるだけで、自分がアクセス権を持つフォルダから検索結果を見つけ出すことができ、自然言語で要約されたファイルの内容とアクセス用のリンクを取得できるとのことだ。これにより検索にかかる時間を短縮し、業務効率の向上に貢献するとしている。
サービスの特徴、メリットは以下のとおり。
- ドキュメントの要約を生成し自然言語で表示:検索結果のファイル内容をすぐに把握できる
- ファイルのリンクを表示:検索結果のファイルへ即座にアクセスできる
- 過去の検索履歴からアクセス:過去の検索を再実行する手間を省ける
- 導入が容易:現在利用中のDropboxの機能や設定を変更する必要がない
- アクセス権限の考慮が不要:各ユーザーのファイルアクセス権限に基づいてデータを取得するため、誤って権限のない情報にアクセスする心配がない
- 誤回答リスクの軽減:事前にファイル検索を行い、生成AIで使用するデータを限定することで、誤回答のリスクを軽減。また、検索されたファイルのリンクや要約が回答と同時に表示されるため、すぐに内容を確認できる
今後は、業種・業務に特化した機能や、Dropboxが連携するクラウドサービスとの結合などを検討しているとのことだ。
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