2026年3月17日、KELAは、2026年より施行される「能動的サイバー防御法」への対応と、高度化するサイバー脅威に直面するエンタープライズ企業向けに、新ソリューション「アクティブサイバー統合パッケージソリューション(Active Cyber Package Solution)」と同ソリューションの中核となる経営管理基盤である「アクティブサイバー経営管理ダッシュボード(Active Cyber Readiness Dashboard)」を発表した。
同ソリューションは、企業全体およびグローバル拠点におけるサイバーリスクを可視化し、経営層による意思決定を支援することで、サイバーセキュリティを「IT課題」から「経営リスク管理」へと進化させることを目的としているという。
アクティブサイバー経営管理ダッシュボードの特徴
KELAグループが持つ3つの戦略的支柱(CTI・CTEM・TPRM)を統合し、組織の防御状態をリアルタイムでスコアリングする経営管理ダッシュボード。主な特徴は以下のとおり。
- 実効性の定量化(レディネス・スコアリング):法規制の要件を具体的な運用指標に翻訳。自社の対応準備状況をリアルタイムで数値化し、改善点を明確にする
- 経営層向けオーバーサイト(全体俯瞰)機能:複雑な技術情報を一元化し、CIO・CISOをはじめとする経営幹部が組織全体のサイバーリスクを俯瞰的に把握できるエグゼクティブ・ダッシュボードを提供
- イスラエル国防レベルの専門アナリスト支援:イスラエルのサイバー防衛分野での実務経験を持つ専門アナリストチームが、24時間365日の運用支援を提供
- グローバル・ガバナンス対応:海外拠点を持つ企業向けにリージョン別・国別のリスクスコアリング機能を順次拡張予定
アクティブサイバー統合パッケージソリューションの構成と提供モデル
KELAグループの各ソリューション(KELA, ULTRA RED, SLING)を体系化し、企業のフェーズや規模に合わせた3つのパッケージで提供するという。
- Basic (基本):必要最小限の能動的防御機能を備えたエントリーモデル
- Advanced(上位):高度な分析機能を追加した、国内エンタープライズ向け標準モデル
- Complete (完全) :KELAグループの全主要機能を統合。グローバル水準のハイエンドモデル
製品の販売・提供スケジュール
- 販売開始:2026年4月1日
- 提供開始:アクティブサイバー統合パッケージソリューションは販売開始と同時、アクティブサイバー経営管理ダッシュボードはベータテスト後、2026年6月末を予定
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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