富士通とSAPは、SAP BusinessObjectsブランドのSaaS型情報分析サービスである「SAP(R) BusinessObjects BI OnDemand」の日本語バージョンを共同開発し、富士通のクラウド環境から日本市場に提供することで合意したことを発表した。
-
- Page 1
-
「SAP(R) BusinessObjects BI OnDemand」は、SaaS型のビジネスインテリジェンス(BI)サービスで、2006年に提供を開始し、すでに世界で26万人に利用されている。
今回、提供されることになった「SAP BusinessObjects BI OnDemand」は、分散した経営情報を容易に集め、組み合わせて分析、共有することで、経営の見える化を実現する。たとえば、データマッシュアップで、個々に構築された業務システムから収集した会計データや受注データを、一つの業務システムデータのようにPC画面上で閲覧したり、経営分析やレポートを作成できる。
本サービスは、インターネット経由で利用するSaaS型で提供されるため、既存のクラウド・システムや外部データ、他社SaaSとの連携などが可能。
両社は、グローバルパートナーとして、ERP分野でグローバルに協業を進めてきたが、BI分野においても、グローバルな戦略的パートナーとして協業を深めていくという。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア