タケダが内製のデジタル人材育成に挑戦──半年間、育成プロジェクト“のみ”に専念させた施策の裏側とは
伝統的な大企業にありがちな「組織の壁」を打ち破る、アジャイルな組織文化実現の道筋

武田薬品工業(以下、タケダ)では、製薬業界が直面するデジタル化の波と、それにともなう高度な専門人材不足という構造的な課題にともない、全社的なデジタル変革に乗り出している。その取り組みの中心にあるのが、画期的なデジタル人材育成プログラムとそれを支えるアジャイルな組織文化への変革だ。本稿では、2025年8月27~28日に開催された「ガートナー デジタル・ワークプレース サミット」に登壇したタケダ ジャパンファーマビジネスユニット データ・デジタル&テクノロジー部 デジタルアクセラレーション ヘッド 打川智子氏の講演から、同社がなぜこの挑戦に踏み切ったのか、そしてその具体的なプロセスとそこから得られた成果などを紹介する。
この記事は参考になりましたか?
- EnterpriseZine Press連載記事一覧
-
- タケダが内製のデジタル人材育成に挑戦──半年間、育成プロジェクト“のみ”に専念させた施策の...
- 東京ガスがITコストの「どんぶり勘定」を脱却できた理由──CIOが描く戦略的IT投資の次な...
- 損保ジャパンのCIOが語るITコスト管理の最適化、その先に描く組織の未来……IT人材の地位...
- この記事の著者
-
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア