Snowflakeは、Snowflake IntelligenceおよびCortex Codeの大幅なアップデートを発表した。それぞれの主要な機能強化は以下のとおり。
Snowflake Intelligence
- 定型業務の自動化:スキル機能(近日一般提供開始予定)により、ユーザーはプレゼンテーションの準備、多段階の分析、フォローアップの送信などのワークフローを自然言語で記述するだけで、Snowflake Intelligenceが自動的に実行
- 業務ツールとの連携:新たなModel Context Protocol(MCP)コネクタ(近日一般提供開始予定)により、Snowflake IntelligenceはGmail、Googleカレンダー、Googleドキュメント、Jira、Salesforce、Slackなどの業務ツールと直接連携。ユーザーは既に使用しているシステム上で業務を遂行できる
- モバイルアプリによる外出先からのアクセス:新しいSnowflake Intelligence iOSモバイルアプリ(近日パブリックプレビュー開始予定)をダウンロードすることで、場所を問わずデータへの質問やワークフローの実行が可能になる
- ディープリサーチによる多段階推論:ディープリサーチ機能(近日パブリックプレビュー開始予定)により、Snowflake Intelligenceはユーザーの複雑な質問に対して、出典付きの多段階レポートで回答。構造化データ、非構造化コンテンツ、外部コンテキストを横断的に推論するエージェンティック・アーキテクチャを使用し、拡張思考(extended thinking)による回答を深い分析で補完することで、「何が起きているか」だけでなく、「なぜか」「次に何をすべきか」までユーザーが理解できるよう支援する
- 時間とともにパーソナライズ:Snowflake Intelligenceは、ユーザーの行動から継続的に学習し、関連性の高いパーソナライズされたレスポンスを提供するとともに、繰り返し発生するタスクを自動化する
- 再利用・共有可能なアウトプット:Artifacts機能(近日一般提供開始予定)により、ユーザーは分析結果、ビジュアライゼーション、ワークフローを保存・共有できる。一度きりの成果物(アウトプット)を再利用可能な知見に変換し、チーム間で互いの成果を活用してインサイトを組織全体に拡大可能

Cortex Code
- データのある場所でビルド:AWS Glue、Databricks、Postgresなど、より多くの外部データシステムをサポートするようにCortex Codeを強化
- より広範なAIエコシステムとの接続:Cortex CodeはMCPおよびAgent Communication Protocol(ACP)を通じて他のAIシステムに接続可能になり、開発者は既存のAIエージェントやワークフローからCortex Codeとインターフェースできる
- 好みの開発環境での作業:新しいVS Code拡張機能(プライベートプレビュー中)およびClaude Codeプラグインにより、開発者は統合開発環境から直接Cortex Codeにアクセスでき、ツールを切り替えることなく好みのエディタやAIコーディング環境で作業できる
- Cortex Codeプラットフォームによるスケーリング:PythonおよびTypeScriptをサポートする新しいAgent Software Development Kit(SDK)により、チームはCortex Codeの機能を独自のアプリやワークフローに直接統合できる
- スマートなワークフローを実現:Cloud Agents(プライベートプレビュー中)を使用すると、ユーザーはブラウザ上で直接コードやワークフローの実行が可能となり、Cortex Codeの機能をCLIの枠を超えてフルマネージドのクラウド環境へと拡張できる。ローカルでのセットアップは不要。新たに追加されたPlan Mode(プランモード)では、実行前にワークフローのプレビューと承認が可能。またSnap & Ask機能では、チャートやテーブルなどの(データ成果物)データアーティファクトと直接やりとりでき、精度の向上とチームによる業務遂行方法のコントロールを強化する

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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