「Oracle GoldenGate 11g」は、オラクルのデータベース基盤とのより緊密なデータ連携・統合を実現するエンタープライズレベルのリアルタイムデータインテグレーションを提供。これにより、異種ソースから目的のシステムへのリアルタイムデータレプリケーションを、オーバーヘッドを最小に抑えながらIT基盤上で行い、リアルタイムデータウェアハウス、分散型システムにおけるリアルタイムデータ連携、無停止でのシステム更新、異種データベース、OS基盤、サーバー間のディザスタリカバリ、およびマイグレーションを実現するという。
「Oracle GoldenGate 11g」は、負荷および遅延時間を低減した、独自のデータ取得機能、およびデータ配信機能により、ミッションクリティカルシステム向けに継続的な可用性を実現するとともに、「Oracle Data Integration」製品ラインの一部である、「Oracle Data Integrator Enterprise Edition 11g」と連携し、ソースシステムへの影響を最小限に抑えたリアルタイムデータウェアハウス環境を実現するとしている。
発表によると機能強化のポイントは次の通り。
・データベース技術とのより緊密な統合によりパフォーマンス機能の向上
レプリケーションプロセスの最適化により、全体的なパフォーマンス向上や障害時におけるリカバリー時間の短縮が可能。
・運用管理性の向上
管理コマンドやログ管理機能の強化により、運用管理性の向上が可能。
・柔軟性向上
キャプチャ機能の強化により、ダイレクトロードのトランザクションへの対応が可能。
・新たに追加したプラットフォームへの対応により、より広範囲のデータ連携・統合を可能に
「Oracle Exadata Database Machine」に認証。また、新たに「Oracle TimesTen」データベースにネイティブ対応。
■ニュースリリース
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