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週刊DBオンライン 五味明子

「MapRはいずれ淘汰される」「非構造化データ? 全部構造化データだよ」- テラデータのキャラ立ちCTO・ブロブストさん発言まとめ


つい最近まで暑い暑いと騒いでいたのにいつの間にかコートにマフラーという季節になり、ひしひしと迫ってくる年末感にただただおびえる今日このごろ、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。忙しくなる一方のこの時期に風邪など引いてしまうとエライことになってしまうので、体調管理には十分お気をつけのほどを。

キャプ
テラデータの素敵CTO、
スティーブン・ブロブストさん

 今回も前回に引き続き、10月後半に米ワシントンDCで開催されたテラデータの年次ユーザカンファレンス「PARTNERS 2012」で拾ったネタをご紹介したいと思います。筆者は昨年もPARTNERSに参加させていただいたのですが、そこで初めて同社のCTOであるスティーブン・ブロブスト(Stephen Brobst)さんのセッションに参加し、アロハシャツをまとって過激(に聞こえる)フレーズを連発する同氏のキャラ立ちっぷりにいたく感動しました。テラデータのエグゼクティブは、マイク・コーラーCEOやダリル・マクドナルドCMOをはじめ、落ち着いたジェントルマンな雰囲気の方が多いのですが、ブロブストさんはかなり毛色が異なります。昨年、ワン・オン・ワンでインタビューさせていただいたときはアロハシャツはもちろん、ばりばりとポテトチップスを食べながら、ものすごくtechieな内容を通訳さんがギブアップするほどの超早口でまくし立てるそのお姿に、筆者はすっかり魅了されてしまい、以来ファンとなったしだいです。やはりテラデータくらいの規模のITベンダであれば、これくらいおもしろい人が技術分野にいないと、製品もユニークにならないと思ったり。

 というわけで、今年もブロブストさんにお会いできるのを楽しみにPARTNERSにやってきたわけですが、期待を裏切らずにおもしろいお話をインタビュー&セッションで連発してくれました。本稿でそのキャラ立ちっぷりをDB Online読者のみなさまと共有できれば幸いです。

データサイエンティストとはシリコンバレーに住むデータアナリストのこと

 いま、IT業界で注目度No.1のお仕事といえばデータサイエンティスト! 筆者は今回のPARTNERS 2012であのLinkedInのデータサイエンティストのトップの方にインタビューできるという機会に恵まれましたが、やはり本物のデータサイエンティストと呼ばれる方々がシリコンバレーに固まっているのは本当のコトのようです。

 もっともデータサイエンティストがこれだけもてはやされるようになれば、当然ながらエセデータサイエンティストも現れてくるわけで、現在のビッグデータ界隈は残念ながらそういう輩も少なからず存在するとのこと。とあるセッションで「データサイエンティストとは何か」という問に対して、くだんの発言をされたブロブストさんですが、そもそも「データサイエンティストとはどういう人材なのか」という定義もバラバラの状況下では、ある程度の混乱も仕方ないのかもしれません。

ベンダにしてみればデータは何でもビッグデータ、それが200万ドルで売れるならね

 これも同じセッションでのご発言。テラデータを含め、多くのエンタープライズベンダからこれでもかというほどビッグデータソリューションが登場していますが、どれもこれも数千万円から億単位の価格帯が当たり前。ビッグデータを扱う製品はやっぱりお値段もビッグ…というのが一般化しているようです。技術畑の人ならではお言葉ですね。

 もともとビッグデータという言葉は従来のRDBMSでは扱うことが難しい非構造化データを指すものとして登場したように思うのですが、現在、ビッグデータソリューションとして提供されている製品の多くは「構造化データも非構造化データも扱えます!」をウリにしており、たった1年でずいぶん変わるものだなあとしみじみ。来年のいまごろはビッグデータも違う定義になっているかもしれませんね。なお、ブロブストさんは同じセッションで「近い将来、誰も"ビッグデータ"なんて言葉は口にしなくなっているよ。だってデータはデータでしかないんだから!」とも言われれていました。ふむ。

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RDSBMSな連中から見れば、HadoopはITを70年代に引き戻す存在

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この記事の著者

五味明子(ゴミ アキコ)

IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...

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