NECは4日、内部統制構築・運用支援ソフト「StarOffice X Audit Manager」をベースにした「地域金融機関向け内部統制構築・運用支援ソリューション」の発売を開始した。
同ソリューションは、従来は製品機能での対応が難しく人手での対応が必要となっていた部分のうち、特に省力化や統制強化等のシステム化効果が高く、各金融機関で共通の業務特性を持つ部分のシステム化したもの。
対象勘定科目の多さから金融機関では特に複雑になりがちな評価対象プロセスの選定と拠点の選定を合理的・効率的に行う「評価対象業務プロセス選定機能」と、RCM中のテストを共通にすることができるコントロール群に対してテストを集約しテスト工数の大幅な削減を実現する「RCM共通コントロール管理機能」を提供する。
導入に際しては、内部統制実務と金融実務に精通した要員が、各種「StarOffice X Audit Manager」利用事例や、個々の金融機関毎の評価基準や手順を踏まえて一連の業務フロー・手続きの策定を支援する点も特徴だ。