SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

あたらしいSQL Server/Denaliの世界

SQL Server 2012 フルテキスト検索の新機能(前編)

形態素解析のチューニング

 SQL Serverが採用している文字列抽出アルゴリズムは形態素解析です。そのため、先述したようなメリット/デメリットを理解したうえで使用する必要があります。

 比較的多くのユーザが、「検索対象内にデータは存在するはずなのに、意図したデータがヒットしない」という問題に頭を悩ませがちです。

 そのような場合は次のようなステップで、チューニングを進めると効果的です。

 1. 検索条件が内部的にどのように分割されているかを確認
   sys.dm_fts_parserを使用
      http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc280463(v=sql.110).aspx

 2. 必要があれば次の何れか(または全て)の作業をおこなう
  ●ユーザ辞書をメンテナンス
    ・ユーザ辞書の作成
     http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc263242.aspx

    ・ユーザ辞書によるワードブレーカー動作のカスタマイズ
     http://msdn.microsoft.com/jajp/library/hh231252(v=sql.110).aspx

  ●ストップワードをメンテナンス
    ・ストップワードとストップリストの構成と管理
      http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms142551(v=sql.110).aspx

  ● 類義語辞典のメンテナンス
    類義語辞典の構成と管理
      http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms142491(v=sql.110).aspx

次のページ
フルテキスト検索の強化

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
あたらしいSQL Server/Denaliの世界連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

平山理(ヒラヤマオサム)

日本マイクロソフト株式会社
プレミアフィールドエンジニアリング
プレミアフィールドエンジニア日本マイクロソフトの Premier Field Engineering 部で、お客様に SQL Server をスムーズにお使いいただくための様々なお手伝いをしています。Sybase (現 SAP) 勤務時代の 5 年間とマイクロソフトでの 12 年間、データベース道を極めるために精進する毎日です。
二人の娘の父親で...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/3880 2012/04/12 00:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング