このソフトウェアには、革新的なオートメーション、ワークフロー、セキュリティ分析ツールが含まれており、これらのツールによって、重要なデータのゴールデンコピーを隔離した状態でアクセスできるようにすることで、破壊的サイバー攻撃が発生した場合でもビジネスプロセスを可及的速やかに復旧することが可能になるという。
「Dell EMC Cyber Recovery」は、保護ストレージアプライアンスの「Dell EMC Data Domain」に統合されている新しいソフトウェアで、データ隔離とビジネス継続性を合わせることにより、サイバー攻撃のインパクトを最小限に抑えながら、重要なデータとシステムの復旧をより迅速かつ高い成功率で実現するソリューションを提供する。
「Cyber Recovery Vault(CR Vault)」内の安全な環境に隔離している重要なデータのコピーの維持管理を自動化することで、これらのデータコピーを攻撃対象領域(アタック サーフェス)外へ防護する。
最適なテストベッドとして機能する「CR Vault」によって、導入企業はリストアを実行する必要なしに、また保護しているデータセット内に潜んでいるかもしれないマルウェアを起動させることなく、格納しているデータに対してセキュリティ分析を実行できるとしている。
新しいREST APIオートメーションフレームワークが、40以上のヒューリスティック(発見法)によって、セキュリティ侵害のサインを発見する「Index Engines CyberSense」のような、セキュリティアナリティクスソフトウェアパッケージとのシームレスな連携を実現するという。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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