「MylogStar」は、クライアント操作ログ管理製品として、内部統制で企業に求められる監査証跡管理機能に加え、デバイス制御機能やアプリケーション起動制御などによる情報漏えい予防と、問題発生時の原因究明と拡散防止を容易にする追跡機能を提供する。
「MylogStar」で取得した操作ログを利用してPC業務状況の可視化も可能になるという。「MylogStar」は企業の環境に合わせて物理・シンクライアント環境を問わず、正確な操作ログを取得することが可能だ。クライアントの集中管理においても、最大30,000クライアントまでの一元管理を実現するとしている。
最新リリースでは、企業内における様々なログの一元管理に必要となる統合ログ管理製品との連携を強化するため、「統合ログ管理製品 連携ライブラリ」を公開した。これにより、統合ログ管理製品に対して「MylogStar」が取得する操作ログの読み込みと任意の形式での出力が可能となり、企業は統合ログ管理製品を利用して、「MylogStar」の操作ログと他のログを一元管理や突合することが容易になるという。
また、業務改善の指標として操作ログを活用される場合に有効な情報となるキーボードやマウスの操作を記録するアクションログを追加した。さらに、有償オプションであるMylogStar WorkRadarにおいては、このアクションログを利用してユーザーの稼働状況を可視化するアクション分析レポートを追加した。これにより、企業は「MylogStar」を利用して、より精度の高いPC業務における現状把握が可能になるという。
■「MylogStar 4 Release2」の新機能
- 統合ログ管理製品との連携を強化する連携ライブラリを公開
- キーボードとマウス操作を可視化するアクションログを追加
- キーボードとマウス操作を集計し、時間単位での推移を表示するアクション分析を追加
- 「リモート接続元ホスト」「リモート接続元IPアドレス」を従来のユーザーログ以外のログ項目でも取得
- Relay Server にて管理可能なクライアント数を4,000台/ユーザーまで拡大
- Microsoft VDI、およびEricom(VDI、SBC)をサポート
- Windows 10 バージョン1809をサポート
- Windows 10 Enterprise 2016 LTSBをサポート
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019をサポート