法改正では「残業時間の上限規制」が罰則規定付きで制度化される中、企業は「月間100時間未満」「複数月平均80時間以内」「月間45時間超を年6回まで」「年間720時間以内」という4つの規制すべてに抵触しないよう、就業状況の記録・可視化が求められ、煩雑な管理が必要となる。
「リシテア」の最新版では、社員や組織ごとに、労働時間の状況や、抵触しそうな残業時間の上限値までの残時間をグラフで可視化するほか、設定されたしきい値以上の残業時間の社員や承認者をメールで警告する。
また、パソコンのログを記録するシステム「Work Time Recorder」や、しきい値を超えた社員のパソコンを自動シャットダウンする「PC自動シャットダウンシステム」を合わせて使うことで、残業時間の管理をより一層徹底することができるという。
■リシテア/就業管理の新機能
・残業時間おける法定休日を「含む」「含まない」の設定や、警告表示(背景色、フォント)の設定など、企業の管理方法に合わせた個別設定が可能
・独自のしきい値を設定し、社員本人や承認者にメール通知による警告が可能
■リシテア/HRダッシュボードの新機能
・「月間45時間超を年6回まで」「月間100時間未満」「複数月平均80時間以内」「年間720時間以内」という残業の各上限規制に対応し、個人・組織ごとに当月の残業時間の上限と、その残時間をグラフで表示
・年次有給休暇を5日間取得できていない社員がいる部署と対象者をグラフで表示