セールスフォース・ドットコムは、カインズが推進する顧客接点を支える全てのシステムの完全刷新を支援し、同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することを発表した。
カインズではこれまでにも、Salesforce Marketing Cloud を段階的に導入・運用しており、今回の新規クラウド化により、顧客接点を支える中心となるシステムにおいて大幅な刷新が進行したとしている。
カインズ、デジタル戦略本部長の池照氏は「当社の中期経営計画『PROJECT KINDNESS』は、4つの戦略を柱として構成しており、このうちの1つである『デジタル戦略』は、顧客体験の向上を実現する重要な取り組みとして位置付けています。顧客に対して新たな価値を提供するためにデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現し、煩わしさから解消、エモーショナルな体験を創造するとともに、カインズブランドの価値向上、そして従業員の働きがいを高めることを目指します。このような背景において顧客接点の刷新、クラウド化は当社のDXの中核をなすものです。そしてSalesforceによるシステム開発がコードを書くことなくローコードあるいはノーコードで実現できることは、当社が考えるエンジニア人材の内製化にとって大きなポイントとなります」と述べている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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