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ソフトバンク、リテール向けAI解析サービスを開発 カメラ映像の活用を後押し

 ソフトバンクは、AI映像解析プラットフォーム「STAION(スタイオン)」を活用したサービスの第一弾として、「リテール向けAI解析サービス Powered by STAION」を開発。5月26日から提供を開始すると発表した。

「リテール向けAI解析サービス Powered by STAION」のイメージ図
「リテール向けAI解析サービス Powered by STAION」のイメージ図

 同サービスは、AI映像解析機器、映像解析プラットフォーム、WEBアプリ(可視化ツール)で構成されている。ネットワークカメラにAI映像解析機器を接続することで、現場に設置したAI映像解析機器で映像データを解析でき、映像データをクラウドに上げることなくセキュアに解析できるという。今後、「リピート分析」や「商品棚分析」など小売業界でニーズの高い機能を順次追加する予定だとしている。

 サービス開始当初は、小売業界で活用できる、来店者の「人数カウント/属性分析」、売り場での「滞在時間計測」、デジタルサイネージの「視聴時間計測」の三つの機能を提供。これらにより、カメラ映像を活用して、データに基づいたマーケティング施策の検討や効果検証を行うことが可能だという。

WEBアプリ(可視化ツール)の特長
WEBアプリ(可視化ツール)の特長

 また、ソフトバンクが開発したAI映像解析機器の第一弾として、「STH01」を5月26日に発売。より多くのユーザーがAI映像解析サービスを活用し、新たなサービスやマーケットの拡充を実現できるための価格設定にしているという。

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