SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

シマンテックがブロードコムによる買収後初の会見、「ネガティブな状況は底をつき今後は反転」

 シマンテックは、7月27日、メディア向けのカンファレンスを実施した。同社が、2019年にブロードコムに買収され、SB C&Sがブロードコムの一次代理店であることからブロードコムとSB C&Sによる開催となった。

シマンテック マイケル・ダビンスキー氏、SB C&S ICT事業本部 ネットワーク&セキュリティ推進本部 N&Sソリューション販売推進統括部 販売推進2部部長 山田尊則氏

 ブロードコムからは、シマンテックの製品管理責任者であるマイケル・ダビンスキー氏、SB C&SからICT事業本部 ネットワーク&セキュリティ推進本部 N&Sソリューション販売推進統括部 販売推進2部部長の山田尊則氏が登壇し、シマンテック事業の戦略のアップデートと今後について語った。

 ダビンスキー氏は最初にシマンテックのこれまでの、事業の変遷と経緯を紹介した。同氏によれば、「2019年のブロードコムとの合併後、シマンテック製品の開発への投資を拡大しており製品間の連携はより強化された」とし、以下の点に注力したという。

  • 包括的なエンドポイントセキュリティ:アダプティブセキュリティ機能を持つ Endpoint Security Complete
  • クラウドへの移行の簡略化:With Web ProtectionとCloud DLP
  • 卓越したユーザーおよび管理エクスペリエンス:ゾーンのローカライズ、CASB機能付きのクラウドSWG、エンドポイントトラフィックステアリングスタック
  • BYODクラウドセキュリティ:Mirror Gateway
 [画像クリックで拡大]

 製品群はクラウドへのシフトが進むとともに、ブロードコムのGoogleとの戦略提携により、Google Cloud Platform上に統合された。今後は「単一のソリューションではなく、顧客の成果を重視した全体のポートフォリオに統合し、Symantec Enterprise Cloudとして展開していく」という。

 続いて登壇した、SB C&Sの山田氏は、「シマンテックは昔から“製品は良い”という評価があるが、事業統合などによりユーザーやパートナーに混乱を与えたことは事実」と認め、その上で「ネガティブな状況は底をつき、今後は反転に転じる状況」だと語った。

 SB C&Sの役割として、日本特有のマーケティングやサポートの対応を進め、ブロードコム社公認のアグリゲータとしてビジネスを牽引していくという意気込みを見せた。これまでシマンテックは「検知や対処よりも防御が強み」と捉えられてきたが、今後は「防御、検知、対処」の全てに対応していくとし、EPP(Endpoint Protection Platform)、EDR(Endpoint Detection and Response)、脅威ハンティングなどの統合セキュリティとして拡充していくと述べた。

 [画像クリックで拡大]

 また、SESC(Symantec Endpoint Security Complete)に対応したSOCサービスを8月上旬に開始し、国内のパートナーも拡大していく予定だという。

 ブロードコムのVMwareの買収の影響に関しては、山田氏は「現段階では伝えられることはないが、分かり次第案内していく」と語った。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
この記事の著者

京部康男 (編集部)(キョウベヤスオ)

ライター兼エディター。翔泳社EnterpriseZineには業務委託として関わる。翔泳社在籍時には各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在は、EnterpriseZineをメインにした取材編集活動、フリーランスとして企業のWeb記事作成、企業出版の支援などもおこなっている。 ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/16403 2022/07/29 15:22

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング