2025年11月13日、NTTデータは、金融機関の経営変革と地域社会の持続可能な発展を支援する新たな取り組み「ARISING(アライジング)」を始動すると発表した。
ARISINGは、複雑化・多様化する金融機関の課題を「提言」「実装」「成果」の実行で解決し、地域社会の価値創出・向上につなげる取り組みだという。NTTデータが掲げる「提言・実装・成果」の考え方を地域金融向けの事業活動として具体化したものとのことだ。それぞれの項目の詳細は以下のとおり。
提言
- 次世代の社会・産業変革の動きや生成AIなど最先端テクノロジーの進展を踏まえ、金融機関の現状課題とあるべき姿を認識
- 金融機関の経営変革と地域社会の価値創出・向上を両立させる最適なシナリオを提示
実装
- “つながる仕組み”と“プラットフォーム型アセット”といった強みを活用し、提言を具現化
- 「AI-empowered New Value & Productivity」「Next-Gen Infrastructure」の2領域で金融機関に対して実効性のある経営変革を推進
成果
- 経営の健全性向上、持続可能な収益構造の確立、業務生産性の改善、営業力の強化など、金融機関に具体的な成果を創出
- 同時に地域社会全体の価値創出・向上へ貢献
同社は今後、地域金融向けバンキング事業において、ARISINGを通じたサービスを各金融機関のユースケースに応じて順次提供するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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