xIDが提供するデジタル郵便サービス「SmartPOST」が、東京都足立区にて導入されることが発表された。東京都内での「SmartPOST」導入は初となる。
足立区ではこれまで、申請や届出のオンライン化を進めてきたが、区から住民への通知は紙での郵送が主流であり、利便性向上と業務効率化の面で課題があった。今回の導入により、申請や届出手続きのデジタル化とあわせて、行政通知のデジタル配信が実現するという。
「SmartPOST」は、自治体が既存の業務フローを大きく変更することなく紙通知とデジタル通知を併用できる郵送DXサービス。自治体の郵送業務を効率化し、郵送コストや職員の作業負担軽減に寄与する。今後はオンライン対応済みの手続きに関する通知から段階的にデジタル化を進める予定で、対象範囲も順次拡大するという。
住民はマイナンバーカードを活用した「xIDアプリ」を利用し、スマートフォン上で行政通知を受け取ることができる。これにより、通知や書類の紛失リスクが減り、必要な情報をいつでも確認・保管できるようになるため、住民サービスの利便性が向上する。
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EnterpriseZine編集部（エンタープライズジン ヘンシュウブ）
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