SAPジャパンは8月31日、コイズミ照明が、SAPのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」を採用したと発表した。システムの構築は日立システムズが担当するという。
コイズミ照明は近年、協力会社を含めた生産・販売・購買・会計の業務プロセスの改革、およびDXを目指した基幹システムの再構築を検討してきたという。その結果、新システムには、ERPを中心に周辺システムをすべて取り揃えており、すべての情報の一元管理ができる統合データベースの構築が可能な「RISE with SAP」が採用された。
同社は業務プロセスの改革および業務基盤システムの構築により、販売計画(需要予測)・製造計画・調達計画・納入計画を通じたモノの出入りを最適にコントロールする。顧客と市場の変動に対応し、ステークホルダーへ適切なタイミングで商材提供が可能になるという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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