NDIASは9月2日、脅威分析およびリスクアセスメント(TARA)を実施するうえで必要な知見を習得できるトレーニング・サービスの提供を開始した。
同トレーニング・サービスは、製品の設計に携わる方を対象に、TARAを構成する各分析・評価活動の実施方法の理解と知見の獲得を狙いとしているという。具体的に「リスク特定」「リスク分析・評価」の2つのパートでリスクアセスメント活動を学ぶ。各パートでは、HEAVENS、EVITAといった自動車向けの手法と同時に、自動車以外の製品向けの手法との比較により、分析対象に応じたリスクアセスメントの特徴を学ぶこともできるという。
NDIASは、今後も自動車や組込機器に対するサイバー攻撃への備えを強化しつつ、安全・安心なモビリティー社会の発展に貢献していくとしている。
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