米現地時間10月11日、「VMwareVMware Tanzu Application Platform」のバージョン 1.3が発表された。
Tazu Application Platform 1.3の主要アップデート
- Red Hat OpenShiftのサポート:バージョン 1.3では、「Red Hat OpenShift Container Platform」をサポート。ベアメタルおよびvSphere上のRed Hat OpenShift Container Platform 4.10をサポートする
- セキュリティの強化:Snyk、Grypeに加えて、VMware Carbon Black Cloudとの統合(ベータ)により、サポートする脆弱性スキャナーのエコシステムを拡大。また、集中型脆弱性監視ダッシュボードにより、アプリケーションチームによるデプロイ前のセキュリティチェックと安全なアプリケーションのデプロイメントを支援するという。さらに、CyclonDX形式に加え、SPDX形式でもSBoMをサポートし、VMware Tanzu insight CLIプラグインによるSBoMのインポートとエクスポートの方法を選択できるようになっている
- 開発者体験の向上:動的なAPI仕様の登録により、API仕様を公開するワークロードの開発者体験を向上。ワークロードは所定のAPIセットを定義することができ、安全なサプライチェーンによってワークロードの仕様がBackstage APIカタログに自動登録されるという。また、既存のJenkinsパイプラインをもっているユーザーは、Tanzu Application Platformとの並行利用が可能になっている