NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、FortiGateを利用して、OT/IoT機器およびそれらの通信の可視化、脅威検知により、リスクを低減させる「工場・ビル向けOT/IoTセキュリティサービス」を2022年12月22日より提供開始すると発表した。
近年、製造分野でのDXの推進により、ITシステムやインターネットとの接続が増えた結果、IT機器だけでなく、OT/IoT機器が新たなサイバー攻撃の対象として危険視されている。
今回発表されたサービスは、サイバーセキュリティの脅威に対して、工場・ビルなどを運営する事業者に対して、工場・ビル内のOT/IoTの接続機器・通信の可視化、脅威検知、初期導入支援を提供するというものだ。主な特長としては、以下の通り。
- OT/IoT機器および通信のリアルタイムな可視化:OT/IoTネットワークにどのような機器が接続されているか、どのような通信が行われているかを把握することができます。これらによって、内部犯行などのリスクを低減可能
- OT/IoT対応のシグネチャによる脅威検出:OT/IoT機器を狙ったサイバー攻撃を検出することで、OT/IoT機器に対するリスクを低減することが可能
- 既存のOT/IoTネットワークに影響を与えないで導入可能:既存ネットワークのスイッチなどからミラーリングしたパケットを利用して、接続機器および通信の可視化、脅威検知を行うことが可能
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