米国時間2025年3月18日、プルーフポイントは、マイクロソフトとのグローバルパートナーシップの拡大を発表した。
このパートナーシップでは、Microsoft AzureのAI機能とクラウドインフラを活用し、プルーフポイントのイノベーションを提供することで、AIを活用した脅威およびデータ保護の規模を拡大させるという。Azureを基盤として、脅威からの保護、データセキュリティの強化、より高い業務効率を提供できるようになるとしている。同パートナーシップ拡大により、「人」を中心としたHuman-Centricセキュリティ機能を提供し、人とデータが標的となる脅威を検知・低減するとのことだ。
提携の一環として、プルーフポイントはAIモデル、行動分析、脅威インテリジェンスを統合し、Nexusインテリジェンス技術を含んだプラットフォームとサービスを、2025年第2四半期中にAzureで提供予定だとしている。
また、今回の提携における重要な要素は、「Proofpoint Targeted Attack Protection（TAP）SIEM API」を通じて、プルーフポイントのNexus脅威インテリジェンスを「Microsoft Sentinel」に組み込むことだという。これにより、Sentinelの顧客はプルーフポイントの脅威インテリジェンスとデータを、自社の分析および拡張検知・対応（XDR）ワークフローに統合できるようになるとのことだ。Microsoft Sentinel向けの「Proofpoint on Demand Email Security」は、組織内のメールのアクティビティ、イベント、脅威を監視できるようにするという。
なお、この取り組みは「Proofpoint Adaptive Email DLP」「Microsoft Purview」「Proofpoint TAP with Microsoft Defender for Endpoint」などを基盤としているとのことだ。
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