セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は、フレクトがデジタル庁より受注した「令和8年度旅費等内部管理業務共通システムの次期システム(V4)更改に係る物品管理システム設計・開発業務(基本設計~開発)」において、同システムの開発基盤としてSalesforceが採用されたことを発表した。
同事業の対象となる旅費等内部管理業務共通システム(以下、SEABIS)は、約30府省庁の国家公務員が利用する政府共通システム。Salesforceとフレクトは、公共機関向けソリューションであるSalesforce Public Sector Solutionsを活用し、「物品管理」業務の手続きの負担軽減と効率化を目指すという。業務プロセスおよびUI/UXの改善を図るとともに、中長期的な拡張性を備えた持続可能な次期SEABIS(V4)の実現に貢献するとしている。
フレクトは、政府方針およびデジタル庁が検討してきた次期SEABIS(V4)更改の方向性を踏まえ、Salesforce Public Sector Solutionsを用いて同業務を実施し、以下の3つの価値を提供するという。
- UI/UX改善による利便性の向上:マニュアル不要で直感的な操作が可能なUIにより入力作業を簡素化し、利用者の利便性向上と満足度の改善を図る
- 持続可能なコスト構造の実現:Salesforceの標準機能を活用する「Fit to Standard」を徹底することで、過度なカスタマイズによるブラックボックス化が招くベンダーロックインを構造的に排除する
- 常に最新のソリューションを提供:SaaSならではの特性を活かし、常に最新機能を享受し続けられるシステムを構築することで、中長期的なシステムの陳腐化を防ぐ
同業務においてSalesforceを基盤としたシステム更改を行うことで、現行システムの課題を解決し、以下の効果と中長期的な価値の創出を目指すという。
- サービスデスクへの問い合わせ件数を最大70%削減:直感的なUI/UXや専用ポータルサイトの実装などにより、利用者の自己解決を促進。操作に関する問い合わせ件数の削減を目指す
- システム操作時間を最大16%削減:業務プロセスの簡素化やワークフローの自動化により入力負担を軽減
- 持続可能なコスト構造への転換とシステムの陳腐化防止:ブラックボックス化を構造的に排除し、Salesforceが提供する年3回のバージョンアップを継続的に取り込むことで、将来的な機能追加にも対応できるアーキテクチャを実現
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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