ガートナー ジャパン株式会社は、企業のIT活用全般に関して助言と分析情報を提供する年間会員制サービス「ジャパン・コア・リサーチ」の上位版として、「ジャパン・コア・リサーチ・アドバンス」の提供を開始したことを発表した。
『ジャパン・コア・リサーチ』は、もともと、企業顧客向け主力サービスの1つであり、会員のIT最適活用を支援するために、国内外のアナリストが豊富なリサーチ活動を基にしたアドバイスを行っていた。このたびの『ジャパン・コア・リサーチ・アドバンス』では、これまで蓄積された膨大なリサーチ情報のプールを、IT部門の実務リーダーが担う代表的な役割 (ロール) ごとに再構成。それぞれ専用のWebポータルを通じて、会員へ向けインタラクティブなサービスを提供するという。
ガートナーでは企業のIT部門の実務リーダーが担うべき役割を8つのロールに定義付けている。「ジャパン・コア・リサーチ・アドバンス」では、日本企業への事前ヒアリングの結果、特に要望の強かった「セキュリティ&リスク・マネジメント」と「ITインフラストラクチャ&オペレーションズ」の2つのロールを先行して提供する。
新サービスでは、従来の「ジャパン・コア・リサーチ」のコンテンツもそのまま活用可能だが、さらに新サービスのみのコンテンツも利用できる。その特長は、実務リーダー向けの「How to」に関する情報が充実していること。例えば、各ロールの業務をPDCAのフェーズに落とし込み、それぞれのフェーズに関連したコンテンツを提供。また、各ロールの実務リーダーが日常業務において適宜迅速な判断・意思決定を行えるように、各種チェックリストやケーススタディ、成熟度診断などのツールキットも充実している。これに加え、2つのロールごとに、専任のアナリスト (ロール・サービス・ディレクター) が配置されており、会員個々人が抱える課題や悩みに踏み込んだサービスが利用できる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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