5月上旬、朝日新聞朝刊に「PCキーボードは便座より不潔?」という記事が掲載されたのを受け、フジテレビの「とくダネ!」は、佐々木恭子アナのキーボードの細菌数を実際に調査、5月29日に番組内で放映した。結果はフジテレビ内のトイレより、はるかにキレイな「普通」レベルだったという。
一連の報道は、5月1日に英国の情報サイト「which?」に掲載された「キーボードは有害なバクテリアの温床」が元ネタ。ロンドンのタイプ会社で、腹痛を起こす可能性のある有害細菌がキーボードから検出されたため、オフィス内から撤去されたことを伝える記事である。
また、同社の「which? Computing」が4,000人の読者に調査を行ったところ、46%が「キーボードの掃除は月1回未満」という結果が出たため、編集長が「掃除をしないならトイレでランチを食べているようなものだ」とコメント。これが注目を集める原因となった。
細菌が増える梅雨どきのランチタイムは、少しキーボードから遠ざかるのが健康にはよいかもしれない。