アクロニスがBYOD、セキュア・ファイル共有、Mac-Win接続など3つの新製品を発表

アクロニス・ジャパンは、企業におけるモバイルデータ保護の重要性や、Windowsサーバなどが多数を占める企業におけるMac利用者のサーバアクセスのニーズに対応するため、企業向けモバイルファイル管理ソリューション「mobilEcho」、企業向けファイル共有・同期ソリューション「activEcho」、ならびに企業内MacユーザーにWindowsベースのファイルサーバ、プリントサーバへのアクセスを可能にするサーバソリューション「ExtremeZ-IP」、計3製品を発表した。

 

「mobilEcho」は、スマートフォン、タブレットなどのモバイルユーザーから、企業のファイルサーバーやSharePoint、NASへセキュリティを確保しつつアクセスを実現するもの。従業員のモバイルデバイスによるファイルの転送や保存を管理でき、モバイルユーザー側のデバイスへのファイルのコピーと同期がおこなえる。また、転送時やファイル保管時の暗号化もおこなえ、ファイル操作などの細かい制御をActive Directoryのユーザーやグループごとに設定できる。

アクロニス・ジャパン株式会社

代表取締役

村上督氏

「activEcho」は、セキュアな企業向けファイル共有・同期ソリューションで、エンドユーザーのデバイスから、企業のストレージにアクセスし、ファイルの共有・同期がおこなえる。ストレージはクラウドでもオンプレミスでも対応可能。またPDFなどのファイルへの注釈をモバイルデバイス側からおこない、ストレージのファイルと同期させるなど直感的でリッチな機能をもち、アクセスするユーザーのWhitelist/Blacklistなどの制御もできる。

「ExtremeZ-IP」は、Mac とWindowsにおけるプロトコルや機能の違いを克服し、シームレスなファイルアクセスを実現する。

 記者発表の場で、アクロニス・ジャパン株式会社の村上 督社長は「事業継続を意識した統合プラットフォームで、増加するモバイルやMacなどの環境するソリューションでエンタープライズ市場への参入を本格化していきたい」と語った。