大塚商会と日本ヒューレット・パッカード(HP)は18日、中堅・中小企業向けSAN(Storage Area Network)ソリューションを体験できる「EVAコミュニケーションセンター(ECC)」を大塚商会本社ビル内に設立すると発表した。中堅・中小企業のシステム担当者がSANソリューションのメリットを気軽に体験できる場を設けることによって、販売力向上を目指す。
ECCでは、大塚商会のこれまでの導入ノウハウと、HPの「HP StorageWorks EVA」とを組み合わせ、実機でSANソリューションを紹介する。また、ディスク容量不足など日常のディスク管理で実際に起こりうる状況に応じた、サーバ運用やデータバックアップなど複数のデモを用意。各デモの所要時間はそれぞれ10分~15分程度で、希望に合わせた組み合わせも可能となっている。利用できるメニューは以下の通り。
- EVAのメリット(所要時間:15分)
管理者の負担軽減と、最適なストレージ環境の構築を可能にするEVAのメリットについて解説。
- デモ環境の紹介(所要時間:10分)
デモ環境の紹介を通して、EVAで構築するSAN環境に必要なサーバ、SANスイッチなどの関連機器を解説。
- 論理ディスクの新規作成の実演(所要時間:10分)
新規サーバの導入を想定し、論理ディスクの新規作成からサーバマウントまでに必要な手順を実演。
- オンラインでの容量拡張の実演(所要時間:10分)
使用量が不足した場合を想定し、サーバにマウントされている論理ディスクの容量拡張と、RAID装置にハードディスク増設をそれぞれオンラインで行う手順を実演。
- データコピー作成とバックアップ運用(所要時間:10分)
EVAによるデータコピーの作成の実演と、バックアップ運用への適用方法について解説。
- BladeシステムとEVAによるサーバインフラ運用(所要時間:10分)
HP Bladeサーバによる運用管理の容易さと、EVAによるストレージ管理の容易さを組合せることによる相乗効果について解説。
【関連リンク】
・EVAコミュニケーションセンター