日立ソリューションズ、「SAP BusinessObjects導入サービス」が日立の高速データアクセス基盤に対応
ビッグデータを高速分析しリアルタイムに可視化するソリューションを実現
「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」は、画期的な非順序型実行原理を採用することにより、従来の日立製データベースに比べて約100倍の検索性能を実現しているという。
このため、データマート(中間集約データベース)の削減が可能となり、データ発生から分析までの時間を大幅に短縮し、データ利活用を促進するという。また、企業のシステム導入コストを低減することも可能になるという。
日立ソリューションズは、この「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」と、世界トップシェアのBIツール「SAP BusinessObjects BI solutions」を組み合わせることによって、各種業種・業態の企業が保有するビッグデータを即座に分析して見やすい形で表示し、意思決定を支援するソリューションを提供するとしている。
たとえば、大規模小売業では、従来、一定の集計単位でしか実現できなかった商品の売れ行き分析をSKU(Stock Keeping Unit)3単位で日次に分析することや、会員の購買動向を個人単位に分析するOne to Oneマーケティングのために、このソリューションを利用することができるという。
これにより、離反顧客の分析、クレーム分析、SNS分析など、新しい視点のデータを掛け合わせた仮説検証を繰り返し、新たな価値を創造することが可能になるとしている。
今回は、日立製作所から10月30日に販売開始される「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」の新モデルと「SAP BusinessObjects BI solutions」を組み合わせた動作検証を行い、最適な動作環境を提供することが可能になったという。
【関連リンク】
日立高速データアクセス基盤「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」のWebページ
「SAP BusinessObjects導入サービス」のWebページ
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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