「Nimble Storage」は、SSDとHDDを組み合わせた低価格のハイブリッド型ストレージで、従来のティアリング(階層化)の概念を持たず、独自の特許技術「CASL:Cache Accelerated Sequential Layout」により、圧縮しながら効率的にディスクへ書き込みを行うという。
SSDをリードキャッシュとして利用することにより、アプリケーションのスループット要求を満たす高いパフォーマンスを実現するとしている。また、スナップショット機能により、データ保護やバックアップにも威力を発揮し、不測の事態にも迅速なリカバリが可能だという。
「Nimble Storage」は、冗長構造により可用性を高めた3Uのコンパクトな筐体のアプライアンスで、短時間に導入・設定が可能だという。また、CitrixやVMwareなどのVDI、マイクロソフトやオラクルなどのアプリケーション用にストレージパラメータを設定したリファレンス・アーキテクチャを提供することにより、チューニングやマニュアル設定なしで最適なパフォーマンスが得られるとしている。
さらに、ストレージの稼働状況や利用状況をモニタリングして解析し、ライフサイクルをプロアクティブに管理可能にするクラウド型サービス「Nimble Storage InfoSight」により、システム管理者の運用負荷を大幅に軽減するという。
「Nimble Storage」の製品シリーズは、CPU、キャッシュ、容量の違いにより8TBモデル~36TBモデル(実効容量は最大50TB)まで、全7モデルで構成されるという。外部ディスクシェルフを利用することで、アプライアンスあたり最大254TBまでの拡張が可能だという。
販売価格は、8TB(Raw)のエントリーモデル「Nimble Storage CS210」が3,900,000円(税別)で、スナップショット、レプリケーションなどに必要なすべてのソフトウェア機能を、追加費用なしで利用できるという。
なお、アセンテックは、11月6日~7日にザ・プリンスパークタワー東京で開催される「vForum 2013」に参加し、「Nimble Storage」を紹介するという。また、12月4日(水)には、アキバプラザで「Nimble Launch Seminar in Japan」を開催するという。
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