「Amazon AppStream」は、アプリケーション全体またはクラウドベースの追加リソースを必要とするリソース集約型のアプリケーションに対し、柔軟性のあるストリーミングを開発者向けに提供するという。
「Amazon AppStream」を利用することで、開発者はAWS上で利用可能な膨大なコンピューティングとストレージを活用したコンテンツの開発が可能になるほか、アプリケーションやゲームをさまざまな端末で利用できるようになるとしている。
発表によると、「Amazon AppStream」の主な特徴は次のとおり。
・コンピューティングとストレージの制約からの解放
開発者は、AWSのコンピューティングを活用し、ローカル端末のGPU、CPU、メモリー、物理ストレージの制限により、通常では不可能だったユーザー体験を提供。
・開発期間の節約を削減
「Amazon AppStream」を利用することで、開発者は一度にアプリケーションのコードを書いては修正し、さまざまな端末向けに提供することができるため、異なるプラットフォーム向けにコードを書き直すコストを節約することが可能。
・即時配信
ストリーミング・アプリケーションは大容量のダウンロードや長時間のインストールを必要としないため、エンドユーザー向けに即時配信が可能。
・アップデートの簡素化
「Amazon AppStream」のアプリケーションは、クライアント端末上ではなく、Amazon EC2上で動くため、ソフトウェアのアップデートはより簡素化され、素早くなるとともに「Amazon AppStream」サービスによって管理。もはやソフトウェアを何度もダウンロードしてアップデートする必要がなくなり、開発者も旧バージョンをサポートする必要がなくなる。
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「Amazon AppStream」の詳細(英文)