EMCジャパンは、「第3のプラットフォーム」を強力に推進していくとともに、「プラットフォーム2.5」という新基軸を打ち出し、「第3のプラットフォーム」に必要とされる技術を活用して、現行ITプラットフォームの進化にフォーカスしていくことを発表した。この新基軸は、従来のITプラットフォームからクラウド、ビッグデータ、モバイル、ソーシャルメディアの4つの軸からなる 「第3のプラットフォーム」に移行していくうえで、重要な繋ぎの役割を果たしていくというもの。
「プラットフォーム2.5とは、今のお客様企業の基幹のシステム環境を、より堅牢かつよりコスト効率の高いものへと強化するために、第3のプラットフォームのテクノロジーを、第2のプラットフォームに移植していくためのもの」(EMCジャパン株式会社 代表取締役社長 大塚俊彦氏)
そのために、EMCグループとしてのフェデレーション(連携)も強化し、EMC II(イーエムシーアイアイ)、VMware、Pivotal、RSA、VCEの各グループ企業および事業部が、営業およびソリューション連携を一層強化するという。
2015年の重点施策として、フラッシュ製品(XtremIO)、ビッグデータ/データレイク向けソリューション(Isilon, Elastic Cloud Storage)、Software-Defined製品(ScaleIO、ViPR)、コンバージド インフラストラクチャ(CI)、ハイブリッド クラウド向けソリューションなどの領域を拡充していく。
また、これまでの製品主導の営業体制だけでなく、今後は顧客との対話やビジネスの価値を提供することを重視したソリューション型の営業を強化していくとともに、製品特化型営業、サービスプロバイダ向け事業も強化していくという。